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ヴァージンロード

「結婚式」は新郎様新婦様お二人が主役のようで、ゲストの皆様が主役のようで、お父様お母様が主役のようで、たくさんの皆様からの目線でみんなが主役!

当日、結婚式・ご披露宴の写真を撮影しながら、そんなことを思ったりします。

お二人を見て、ワイワイしているご友人の皆様も、お二人との思い出を思い出したりしますよね。

「そういえば、あの時さ〜」とか。

 

いろんなシーンごと、感じるもの、思い出されるものがあると思います。

私個人的に好きなシーン。

 

チャペル挙式の最初の入場は新郎様。

一番に入ること。

新婦様と一緒じゃないこと。

慣れない服装と靴が歩きにくいこと。

ゲストの皆様の注目を一身にあびること。

 

緊張ですね!嬉しい緊張!

 

新郎様入場の時、お友だちの皆様が「笑顔」で入場を見たり、

時には声をかけたり、声にだして大きく笑ったり。

普段の新郎様とはもちろん雰囲気が違います。

先日の七五三の内容でも触れましたが「いつもと違う」はうっかり笑っちゃったりしますよね。

いい意味ですよ!もちろん。

 

この時の反応でお互いの関係性が感じられて、この瞬間、とても好きです。

 

そしていよいよ新婦様がご両親様と入場されます。

ここも好きです。

 

 

ベールダウンの儀式。

「儀式」という表現がまた良いですね。

 

この瞬間、ふっと涙がこぼれたり、こぼれるのを一生懸命我慢したり、お互い笑いあったり、声をかけたり。

それぞれに緊張した空気の中のあったかい瞬間です。

 

そして隣にはお父様。

歯を食いしばっていたり、微笑んでいたり、涙を溜めていたり、これまでの思い出が一気に溢れてきたり、このあと一緒にヴァージンロードを歩くことを考えていたりするのかもしれません。